令和五年十月「生命の言葉」
『 易 経 』
『易経』
積善(せきぜん)の家には必ず余慶(よけい)あり
積不善(せきふぜん)の家には必ず余殃(よおう)あり
積不善(せきふぜん)の家には必ず余殃(よおう)あり
善事を積み重ねた家には
子々孫々まで慶福を招き
不善を積み重ねた家には
後世まで災禍が訪れる
子々孫々まで慶福を招き
不善を積み重ねた家には
後世まで災禍が訪れる
『易経』
およそ三千五百年前に完成した中国の書物。四書五経の一書。
易とは卜筮(ぼくぜい)に用いられたものだが易経という書物には中国の数千年の歴史の中の何千万例もの事例を統計的に整理してあり、人間処世上の指針教訓としてみられるようになった。孔子の思想と似たものも多くあり、孟子の学派が占いの書だったものを理論化し儒教の教典として編纂したものと考えられる。
易とは卜筮(ぼくぜい)に用いられたものだが易経という書物には中国の数千年の歴史の中の何千万例もの事例を統計的に整理してあり、人間処世上の指針教訓としてみられるようになった。孔子の思想と似たものも多くあり、孟子の学派が占いの書だったものを理論化し儒教の教典として編纂したものと考えられる。
◎神道知識の誘(いざな)ひ
地鎮祭(じちんさい)
地祭(じまつ)り・トコシズメノマツリとも言います。建物の新築や各種土木事業の起工に際し土地の神を祀り神慮を和め、土地の平安堅固・工事の無事安全を祈願する祭りです。『日本書記』の持統天皇五年(西暦六九一年)十月の記載に「鎮祭(しずめまつ)らしむ」と記載があり古くより地鎮祭が行われていたことが分かります。地鎮祭を行う際にはその地域の氏神神社に依頼をします。長い人生の中で家や社屋を建設することは幾度もあることではなく一大事業となります。そのため災禍なく無事に完成し、その後も不慮の災難が起きず平穏に過ごし続け、いつまでも繁栄できるよう祈願します。
今月の祝日