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令和二年十月『生命の言葉』:「皇后陛下」上皇上皇后両陛下に捧げる感謝の御歌  

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   神社は心のふるさと 未来に受け継ごう 「美(うるわ)しい国ぶり
     
            皇后陛下
 
 

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大君の 母宮の愛でし
御園生(みそのふ)の 白樺冴ゆる
朝の光に

皇后陛下
― 平成三十一年歌会始お題「光」

 

東宮御所の白樺
上皇上皇后両陛下に捧げる感謝の御歌

天皇皇后両陛下が平成の時代をお過ごしになられた東宮御所のお庭には、上皇上皇后両陛下が昭和時代をお過ごしになられた際に、慈しまれ大切にお育てになられた、上皇后陛下のお印(しるし)の白樺の木立があります。
この御歌はそのような白樺の木々が、朝の光をうけて白く輝いている様子を、この美しいお庭の景色を御覧になりながら二十数年間過ごしてこられたことへの感謝のお気持ちを込めて、お詠みになられたものです

 

神道知識の誘(いざな)ひ

七五三(しちごさん)

七五三の起源は平安時代の公家の習慣に遡ります。当時は幼児の生存率が低く、特定の年まで命を繋ぎとめてくださったことを神様・御先祖様へ感謝し家族で祝う儀式として行われ、その後武家社会にも広がっていきました。七五三とは三つの儀式の総称で、古くは「髪置(かみおき)」「袴着(はかまぎ)」「帯解(おびとき)(紐解/ひもとき)」といいました。
髪置は三歳男女児がもう赤ん坊ではないという意味から、今まで剃っていた髪を伸ばし始める祝儀。袴着は五歳男児が初めて袴を着ける祝儀。帯解は七歳女児が、着物の付け紐を帯に替える祝儀です。五代将軍徳川綱吉の子、徳松の健康を祝う儀式を天和元年十一月十五日に行ったことにあやかり庶民もその日にお祝いするようになったといわれています。

現在では、十一月十五日に神社へ参拝し、神様に子供の成長と健康を感謝し、今後の更なるご加護を祈願する儀礼となりました。尚、本来は数え年で祝いますが、最近では満年齢で祝う割合が高くなり、参拝の日取りも十一月十五日に拘らず、その前後の都合の良い日に参拝する傾向が強くなってきています