令和七年七月「生命の言葉」

樹を種(う)うる者は必ずその根を培(つちか)い
徳を種うる者は必ずその心を養(やしな)う
王 陽明(おおう ようめい)
樹の成長を望む者は
根がしっかりと張るよう
初めは余分な枝を刈り取り
根に栄養がいくように育てる
同じように(学問により)
徳を養いたいと望む者は
初めにしっかりと志を立て
余計な事に気が取られない
ようにしなければならない
王 陽明
中国、明(みん)代中期の儒学者(じゅがくしゃ)・政治家。名は守仁(しゅじん)、陽明(ようめい)は号。武将として数々の武功をたて、学者としては朱子学(しゅしがく)に批判的な立場をとった。その思想は「心即理(しんそくり)」「知行合一(ちこうごういつ)」などの原理をたて、実践を重んじる陽明学(ようめいがく)の創始者となった。
神道知識の誘(いざな)ひ
「お盆」
「お盆」とは仏教由来の行事のように考えられがちですが、正月行事などと同じように、古くから伝わるわが国固有の先祖祭りの行事です。
お盆には墓参りをしてオガラという麻の芯を燃やす迎え火を焚き、先祖の御霊(みたま)(祖霊)を家に招き日頃よりお守り下さる祖霊へ家族で感謝し、こ馳走を共にいただきます。そして御先祖にお帰りいただく時には送り火を焚いたり灯篭流しをして一年の無事を祈ります。お盆は日本人にとって大事な行事です。
今月の祭日
明治天皇例祭(三十日) 宮中三殿のうち皇霊殿でお祭りが行われ、天皇皇后両陛下をはじめ皇族方がご拝礼なされます。
伏見桃山陵においてもお祭りが行われます。
令和七年文月(7月)の御朱印
夏詣の特別御朱印
夏詣の御朱印の頒布期間は、
7月1日(火)より7月13日(日)までとなります

文月(7月)の特別御朱印
・文月の「百合(ゆり)」と「鬼灯(ほおずき)」
・文月の「百合(ゆり)」と「西瓜(すいか)」
・節句 「七夕(しちせき)の節句」(たなばた)



御朱印
通年の御朱印です
・通常の御朱印「立夏」 (※8月6日まで立夏、8月7日より立秋)
・干支「令和七年乙巳歳(きのとみ)」
・アマビエ


