セロー散歩: 東大キャンバスうろちょろ・・8
【三四郎池】編 ^^!
一番季節を感じることができるのは、この三四郎池でしょう。
三四郎池は、当時の当主前田利常によって園池が築造され
たのは、1638年、綱紀がさらに補修した。
池の形が「心」という字をかたどっており、この池の正式名称
様々な形をした石の段を下りていくと三四郎池
この池は、江戸時代は加賀藩邸の庭園の一部だったが、
明治に入って東京帝大に移管された。
現在の赤門から池にかけての一帯の地は、大坂の役後に
将軍家から賜ったもので、この屋敷は、明治維新後に大部分
が新政府の官有地に転ぜられるまで存在していた。
八景、八境の勝があって、その泉水・築山・小亭等は
数奇を極めたものだと言われている
江戸諸藩邸の庭園中、第一の名園とうたわれた
明治元年(1868)四月の火事で大部分の建物が類焼して、
無残な姿になってしまう。
明治七年に東京医学校(本学医学部の前身)へ移転される
直前の敷地は、「荒漠タル原野」と化していた。