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前回
2015.7.23
11:40
暫く美幌峠の絶景が、観れないことに落胆していた
低く垂れこめた鉛色の雲と霧によって覆い尽くされて
だだっ広い ただの高原 草原にしか観えない事に
足取りも重たい
・・なんて気も起らないし写真も絵にもならない
まぁ・・雨が落ちてこないことを願いつつ
早々に駐車場を後にする
・・・と
いゃ・・・魅せてくれましたね
霧が、薄らいで、雲が、上がると
この素晴らしい景観が、見えてきた
R243 パイロット国道を下り始めると眼下に広がる此の風景
屈斜路湖に浮かぶ「中島」もはっきりと
美幌峠の弟子屈側はカーブが多く気象条件によって走行環境が
著しく悪化するため、峠の頂上部から11.2kmは特殊通行規制
区間(交通規制)となっている。
小休止を兼ねて
混同されがちであるが、全くの別物である。
カヌーでの散策は、道内・沢山の湖や沼が、
あちこちにあって 巡り歩いても楽しいだろうな
和琴半島付け根に24時間入浴可能な無料露天風呂がある。
近隣にはキャンプ場が2か所あり、夏は家族連れキャン
パーやウォータースポーツ関係の人たちで賑わうそうだ。
此のワンちゃんも一緒にカヌーに乗るそうだ
和琴半島先端のオヤコツ地獄近辺では100℃近い熱湯が
湧き出しており、湖水と調整して野湯を楽しむ事も・・
近隣には、民間宿泊施設として三香温泉もある
12:00
さぁ・・ 「摩周湖」に向かおう
しかし、歌のもあるように「霧の摩周湖」
今日の様な曇天では、濃霧か雨かもね
今回は、「裏摩周」へ登るのだ
神秘の湖として世界的に知られている摩周湖
弟子屈側展望台より標高が低い位置にあるので、
「霧の摩周湖」の霧のない湖面を見るには適した
特徴ある絶景スポット
閉鎖湖
ないのに水位が変わらない、不思議な湖です
もともとは魚類が生息せず、エゾサンショウウオのみが生息
していたが、1926年(大正15年)に道立水産ふ化場が
自然繁殖を繰り返していることが確認されている。
なお、これらの魚種はいずれも餌の少なさから体長は小さい
摩周湖は、日本の湖透明度ランキングで堂々の第一位
急激に深くなっていることとその透明度から青以外の光の
反射が少なく、よく晴れた日の湖面の色は「摩周ブルー」
趣が異なり、どこから見ても名湖であることを確認出来る。
原生林に囲まれた鮮やかなシルエットを描く摩周湖に出会う
ことができ、その神秘さに心奪われる
摩周湖には展望台が3つあり、西側に第一展望台と
第三展望台、そして北東側に裏摩周展望台がある
スタンダードな西側からは、何度か見学したことが、あるが、
こちらは遥かに小さな施設で、落ち着いた風情が、鑑賞できる
湖の中央に断崖の小島カムイシュ島がある。
周囲は海抜600m前後の切り立ったカルデラ壁
南東端に「カムイヌプリ(神の山)」
アイヌ語では、キンタン・カムイ・トー(山の神の湖)
摩周という名の由来は「カムイシュ」(神老婆)や
「マシ・ウン・トー」(カモメの湖)など諸説あるが不明
(なお摩周湖にカモメは生息していない)
こんな呼び名もあるそうだが、
なんだか、、寂しそうに立っている看板が、
沢山の訪れる人々を待ち焦がれているようだった
い、一方のコタンは敗れほとんどが殺されてしまう。
敗れたコタンの老婆とその孫は命からがら逃げるが、逃げる道中で
孫がはぐれてしまう。老婆は孫を探しながらさまようが見つからず、
カムイトー(摩周湖)付近までたどり着く。老婆はカムイヌプリ
(摩周岳)に一夜の休息を請い、許される。
が、悲嘆にくれ疲労困憊した老婆は
そこから動けず来る日も来る日もそこで孫を待ち続け、とうとう
カムイシュ島になってしまった。
いまでも、摩周湖に誰かが近付くと老婆は孫が現れたかと喜び、
うれし涙を流す。
この涙が雨であり霧であり吹雪なのである。
さて、あの「神様からの贈り物」へ向かおう
続きます・・・
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