2015.7.25
5:30
「北海道ツー 2015 7 25
・・・動画版をお楽しみください
ちょいと・プロローグを、
古来より「日出ずる国」とされてきました
納沙布岬は、
本土最東端の地で一番早く朝日が昇ります。
短い夏だけの昆布漁へ
沢山の小さな漁船が舳先を上げて急ぐ姿
遠く‥いや、直ぐ近くにある歯舞群島
それを引き裂くように浮かぶ
国境線代わりの切ないブイ
キット極寒の風景を最東端の地で、
至福の観察ができる舎
アッという間に変わる 荒れる 風と波
数々の「北方領土返還」祈願のシンボルや碑
けたたましく鳴り響く漁開始の
サイレンと掲げる白旗
是非、大画面で、ご覧くださいね
此方からは、アナログで、、
毎度の 安眠セット で、今回もぐっすりと眠れた
皆、白河夜船の時間に いそいそと起きだし
カメラ片手に灯台へ
本来ならば 本州で最初の日の出を見ることのできる
納沙布岬 なのに・・・
今朝もどうやら お預けのようですw
短パンにTシャツ1枚では、流石に寒かったね
何処へ向かうのか 皆、南へ舳先が向いている
昆布倉庫のようだが、
当時は、木造で、現在の姿になったのは
1930年(昭和5年)
光のエネルギー源は、
石油⇒アセチレンガス⇒電気へと変わる
光を放つ四等レンズは、当時のままだそうだ
すぐそこの海域には、
前出の
で、目の前にある利尻島
海峡最狭部約19キロメートルを泳いで渡った
熊の話を思い出すが、
貝殻島 までは、3.7Kmと遥かに近いのだ
更にこの海峡を国境が、分断している
晴れていればハッキリと確認ができるほどだ
こんなメチャクチャな状態なのだ
灯台よりも岬の先端部に設けられている
誰でもが、利用できる観察舎
3方・4か所の窓が、開けられる
いつの日か・こんな光景を目の当たりにしたいものだ
戦後70年の今も北方領土は、
ロシア連邦の占領・支配が、続けられてるのだ
歯舞群島とは
(覆っている氷が退く・小島・そこにある・
所→流氷が退くと小島がそこにある所)」から。
ロシア名はハボマイ諸島(Острова Хабомай)、
英語表記は Habomai
アメリカ占領下から日本復帰へとげた願いを
手により運ばれた
平坦な島の上に、ロシアの監視塔や、
レーダー施設が見える
決して派手ではなく
小さく可憐な草花が、迎えてくれる
知らない人間には、
度肝を抜かれる突然の警報が、
其処ここで、鳴り渡る
漁場に着いている漁師達は、
一斉に此の合図で、海底の昆布を巻き取ってゆく
短い夏の風物詩を応援するかのように
見守るカモメ達の姿が、アチラこちらにある
様々な思いが、交錯する・・・
そんな感慨深い早朝の 納沙布岬 だった
続きます・・・
次回