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日光ぶらぶら探訪ツーリング ③  豪華絢爛の陽明門 日本の匠と技の結晶工芸美 ブログ&動画

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前回
 
2017.9.29
40年ぶりに東照宮では
  「平成の大修理 第1期第2次事業(平成25〜30年度)」
様々な国宝の修理工事を含め 約6年間の予定で工事の最中である
 4年間をかけてほぼ完了した陽明門 
  その姿は、日本の匠の粋が、蘇らせた
   日光東照宮の一番豪華絢爛な煌びやかな門 
 
   今回は、ジックリと眺めて観ました 
 
 
動画編
 
 
タイムライン
 
 
シンメトリー様式とは、
建物や庭などが左右対称に造られる様式で中国陰陽論から来ている
両者が合わされることで万物が生まれ、 互いに引き合い補って循環と交代を無限に繰り返し永遠に続くと云う世界観
 
かつては実際に使っていたそうで、日光東照宮の祭礼は鼓楼の太鼓の音に始まり、 鐘楼 の鐘の音で終わったということです 
 
鼓楼には「」などの彫刻が38か所
彫刻の数は鐘楼の方が霊獣鳥類水波文様と総計78ケで鼓楼より多く、 何故か鼓楼には鳥類の彫刻が一つもありません 
 
上神庫にある「想像の象」の反対側も素晴らしい 
 
 
 
 
イメージ 31
 
門の名は平安京大内裏外郭十二門のうちの陽明門に由来する

イメージ 41
 
陽明門は他の社殿と同様、寛永13年(1636年)の造替
建築形式は三間一戸楼門で、規模は桁行(間口)が約7メートル、
梁間(奥行)が約4メートル、棟までの高さが約11メートルである
屋根は入母屋造銅瓦葺きで東西南北の各面に唐破風を付す
組物は上層が三手先(みてさき)、腰組は四手先で、柱上のみでなく、
柱間にも密に組物を置く詰組 
正面唐破風下には後水尾天皇宸筆の「東照大権現」の勅額
 
軒は二軒繁垂木で扇垂木
 
 
故事、古代の先験、伝説上の仙人などを表している組物間の彫刻は、
正面と背面に各7個、側面には各4個の計22個
物彫刻には中国伝説や故事に取材したものが多く、鳥獣の彫刻には、
霊獣、霊鳥と呼ばれる、吉祥的意味合いをもつ
孔子観河」は、『論語』の「子罕第九」にあるエピソードで、
孔子が河の流れを見つめ、
逝く者は斯くの如きか、昼夜を舎(お)かず」と述べた場面を表している
これらの彫刻は単なる装飾ではなく、徳川家康を「」として祀る
社殿において、さまざまな象徴的意味を担っている
 
四隅では尾垂木が3段になり、上段から順に雲形となる 
 
正面の7個の彫刻のうち4個は「琴棋書画」を題材としたもので、
残りの3つは周公旦孔子にまつわるものである
」という架空の動物の名 外見上、竜とよく似ているが、角が1本であること、鼻が豚に似ていることなど、明らかに異なった図像的特色
 
 
 
初層の柱は円柱で、礎盤削り出しの礎石上に立つ
初層の柱間は地覆、腰貫、飛貫、頭貫で固め、頭貫上に台輪を乗せる
 
 
天井に描かれている龍
イメージ 42
 
半数が、外人観光客ですね 
 
一段上から眺めることが出来るね
 
 
 
 
 
両脇間は表側に一対の随身像、裏側に獅子一対を安置
門を入ると正面が唐門で、その先には拝殿がある
12本の柱のうち1本(背面西から2本目)のみは
屈輪文上下逆さになっており、「魔除けの逆柱」と称されている
建物を全て完璧に完成させるといずれ崩壊するという言い伝えから、一箇所だけわざと完璧にせず、崩壊を防ぐという意味もある
柱の模様の渦巻きが魔除けの逆柱」のみ反対の渦巻きになっている 

 
    さぁ・・本殿に