令和五年八月「生命の言葉」
神社は心のふるさと 未来に受け継ごう 「美(うるわ)しい国ぶり」
徳に勤むる者は
これを求めずして
財おのずから生ず
これを求めずして
財おのずから生ず
誠実な姿勢と言動
人を思いやる心と行動
これら徳を積むことを
心掛けている人には
自然と財力が
生じるものである
『西郷言行録』
人を思いやる心と行動
これら徳を積むことを
心掛けている人には
自然と財力が
生じるものである
『西郷言行録』
◎神道知識の誘(いざな)ひ
九月九日は一般に「菊の節供」と呼ばれていますが、古くより「重陽の節供」と言います。古来中国では奇数はよいことを表す陽数とし、その中でも一番大きな陽数『九』が重なる九月九日を、陽が重なると書いて「重陽」と定め、不老長寿や繁栄を願うようになりました。平安の頃には菊花を浮かべた菊花酒を飲み、菊花に綿をかぶせ菊の生気の染み出た綿で身体を拭って不老長寿を願う「菊綿(きくわた)(菊の被綿(きせわた))」など菊にまつわる雅な風習も栄えました。他にも、この日に栗を贈る習慣から「栗の節供」と呼ぶ地域もあります。
今月の祭日