日本オープンゴルフ選手権 男女 観戦記
第46回 日本女子オープンゴルフ選手権
2013.10.1~6 相模原GC
10/5(土) 決勝 1日目 雨 7:00Am~3:30Pm 観戦
決勝進出 プロ56名 アマ8名 全長6652Y P72
アメリカからの参戦組 宮里 藍、宮里 美香、上原綾子などの海外遠征している女子プロや近年、
活躍している
森田理香子、比嘉真美子、吉田弓美子、佐伯三貴 ほかアマチュアを含めたナショナルチーム。
話題の選手が目白押しで練習日を含めて全日、観戦に行きたいくらいであった。
やはり圧倒的なオーラを放っている 宮里 藍は、風格共に世界ランキングベスト10位以内の堂々の
雰囲気がある。相変わらずのステディなショットは独特のものが有り表情も大人の女性を作り出してきた。
しかし、内容は、相模原の微妙なアンジュレーションにタッチが合わず スコアが伸びないどころか落としてし
まう。3日目のスタート順も +6の11組 リ エスドとの組み合わせ。
今日は、3HOLE 587Y のティショットの落ちどころの250Y地点と8HOLE 510Yのセカンド地点である
ホールとホールの間に席を取り雨なので移動せず観戦。
近頃の女子プロは、華やかな衣装にスタイルのイイ子が多く観ていても飽きないが、
小柄な体系で鮮やかなショットの放たれる弾道は、素晴らしい。
特に決勝に駒を進めたアマチュアの8名は、素晴らしい。やはりナショナルチームの活躍が目立つ。
久し振りの女子プロのスイングを目の前でみて 明らかに強くなった事を実感した。
3日目 決勝1日目 結果は、
唯一、アンダーハーの宮里美香 -3 がトップ 2位が、菊池恵理香 +2
3位が、+3 の イ ボミ・藤本麻子・申 ジエ・羹 スーヨン などと続く
トップの宮里美香は、スタート時、-4 大山志保が、-1 だったのが、結局、落としている。
10/6(日) 決勝 2日目 晴 7:00Am~4:00Pm 観戦
朝から雨も上がり観戦の方々が、多く足を運ばれている。今回は、相模原という事で、都心からの便もよくギャ
ラリー用の駐車場は無く、全て観戦は、徒歩であるにも拘らず 大会至上、最多の観戦数を集めた。
7:25Am 最終日の1組目がスタート。+21の最下位から11:52Amの宮里美香の-3まで32組
決勝は、2サム 9分おきのスタートである。
注目の宮里 藍は、+15の8組スタート。
今日は、じっくりと普段苦手としている2番ホール、172Y ショート ティグランドの後ろに陣取り選手の姿を
間近に聞きながらスイングや打音、軌跡を観る。
砲台のグリーンは、深いバンカーに囲まれており面白い。
5年前に男子の日本オープンが開催されたときも決勝1日間は、此処のホールを観戦したが、
フルバックからのプロの打球は、アマにはやはり無いものであった。
今回も、FWやUTが多く高い打球で攻めるプロが多い、流石である。
ショートして池に入れるプロは、先ずいないが、バンカーに入れて寄らず、入らずが、多かった。
全員のショットを観てから移動をした。
最終ホール 18番のティグランド右後ろに陣取り489Y P5
此処では、ティショットを目一杯に飛ばしやや左に振ってあるグリーン。
フェアグランドの中央付近左には、メタセコイヤの大木が有り、
どうしても中央から右側をティショットは、打たなくてはならない。
其々のプロのショットを呆れながら観ていると、、いよいよ最終組、、、
観戦しているギャラリーさんたちが、
携帯のTVでNHKの実況を聞いているので、刻々と情報が分かる。
トップで5打差を持ってスタートした 宮里美香は、なんと
ノーバーディ・5ボギーで2位の菊池絵里香に一時、逆転されて2位になってしまった。
さて、最終ホールにどのような状態で来るのか、、楽しみだ。b>
いよいよだ、、最終1組前のイ ボミが、18番をバーディなら+1になり、、、
菊池と宮里と並ぶ、、、などと。
大きな拍手の中、最終組の2人が来た。
ボードを観ると 二人とも+1 、、、
グリーン上のイ ボミがバディなら、、なんて観てると、、どうやらボギィ。
最終ホールまでもつれ込んでのティショットは、二人共に見事なものであった。
セカンドを曲げてグリーンを大きく外した宮里は、3打目もグリーンを捉えられずカラー。
菊池は、3オンしてパーは、、、取れそうである。
そして、宮里のほうが、、遠いのだ、、、。
宮里は、カラーから1パット圏内に寄せなくては、プレーオフにならず 菊池が優勝になる場面。
奥のカラーから下りの大変に寄せる事が 難しいライン 5mのパット。b>
ギャラリーの息を呑む静寂の中、、、宮里は、カラーからのファーストパットを放った。
チョット、、強いか、、スライスラインをボールは、、転がる。
なんということか、、、入った!!!!b>
ボールは、ホールへ吸い込まれて行った。
大きな歓声、、、、。
2010年の此の大会の覇者、、、宮里美香が、2度目の優勝 ±0 優勝賞金2800万円
世界ランキング11位の実力を見せた。
3日間、圧倒的な首位を堅持しながら最終日に崩れながらも何とか持ちこたえて
最終ホールで決める事ができて 改めて其の強さの本髄を見せてくれた。
やっぱり日本オープンは、、面白い!font>
という事で、、2週間、後の 日本オープンゴルフ選手権
最終日を友人3人と観戦に行く事にした。
2013.10.20(日) 茨城GC 7320Y P71 アマ5名 プロ59名 32組
優勝賞金 4000万円
雲行きの怪しい常磐高速を飛ばし7:00Am 前にはクラブ入りをした。
早速、ドライビングレンジへ、、
昨年の優勝者、、久保谷健一、松村道央、上平栄道、近藤共弘、、など、、、
打音は、、ありえない程の気持ちのよい 真芯を食っているシビレるサウンド!
パター練習観戦もそこそこに、、1番ティ 真後ろの観戦スタンドに陣取る。
既に、1組目のスタートは、7:00Amからスタートしている。
男子プロのティショットは、いつもだが、、、呆れる弾道で飛んでゆく。。。。b>
此れは明らかに我々からするとシータイムそのもので、あんなボールを打ちたいなどと、、、
思う事は、、ない、、悲しいなぁ、、、。
はっと気づくと、、、ポツポツと、、、大粒の雨が落ちてきた。
天気予報は、昨日は、曇りから雨に変わって、、今朝は、、完全なる雨模様だった。
観戦スタンドで雨に濡れながらかすれて見えない打球をみていてもしょうがないので、、移動。
風も吹いて 大粒の雨、、上下の合羽に大きなGOLF傘をさして適当なホールを探しながら
11番ティの近くの小屋まで移動しているときにティグランドにいる選手が、いつまでも打たない、、
セカンド地点にいる選手もグリーンが空いているにも拘らずもぞもぞと、、、
あれ、、、っ、、、
中断カァ、、、 でも、、、サイレンが聞こえない、、、、
そのうちに、、、ティグランドにいた選手が、打たないで移動し始めた、、、、
小屋にいた関係者に聞くと、、、10:30Amまで待って再会の合図があります、、、と、、、、、
風が強く、雨が激しい、、暫く 小屋の軒下に退避しながら 時はやめの昼食、、、
えぇ・・・・
サスペンデッドとなり、 予備日の21日に競技を再開する。
19組までスタートしたが、明日 再開。。。。との事。
既にグリーンは、殆んど水がたまり、、バンカーもプール状態、、
これじゃぁ、、、出来ないのは、無理もない。
どぉ、、する
結果
自主判断、、、、、、に任せる、、とりあえず、、温泉にでも行こうと、、、。
やはり、、、同じメンバーで、明日も来ようと相成りました。b>
2013.10.21 月曜日 茨城GC 東コース 1番ティ 観戦スタンドに 8:00Am
4人のもの好きが、1組目からのスタートを観ている。
明らかにギヤラリーは少なく閑散としている。
本日は、曇りのち晴れの天気予報に期待したいが、スタート時には、霧雨が落ちてきたが、直ぐにやんだ。
32組が10分おきにスタート
なんと、1番スタートの決勝2日目の最下位は、昨年の覇者:久保谷健一 +13
アンダーは18名
最終スタートは、小田孔明 -9 と 小林正則 -6
小田孔明は、3日間トップを明け渡す事無く最終日へ3打差をもって
「死ぬ気で取りに行きます」と本人の昨日の弁。
そういえば、、、5年前に相模原GCで開催された日本オープンの時も、、
3日間、首位で、、自滅、、6打差をひっくり返されて谷口に優勝をさらわれた苦い経験を持つ。
1番 ティショットを観る限り二人ともにかなり緊張しているように見えたが、さすが、ショットは、
お互いに豪打でスタートして行った。
1番ホールから移動し17番 ショートホール 227Yのティグランド真後ろに陣取る。
此処は、14番のセカンド、16番のグリーンが見え スコアーボードも見えるので状況が分かる。
プロでもロングアイアンよりもUTやFWの使用が多いホール。
手前には深いバンカーと左から右えと傾いているグリーンの左にピンは立っていて 花道からは遠い。
様々なプロのスイングから放たれる放物線は、美しい。
最終組
刻々と状況は、変化し 14番に来た時は、小田孔明は、4オーバー 小林正則は、3アンダーで、
首位入れ替わっている。
いよいよ、最終組が目の前でのティショット。
オナーは、、、小林
バンカーを避けて、、花道からぎりぎりでグリーンに乗った、、のぼりの長いパットが残った。
続いて、、小田孔明、、、、
ピンを直接狙ったショットは手前の深いバンカーへ、、、、、
届かなかった、、小田、、万事休すに見えた。
バンカーからにショットは、寄らず、、小林は、無難にパー。
ここでも小田は、1打 落とし2打差となって最終18番ティへ、、、
539Y P5
オナー小林のティショットは右FBへ入ってしまった。
あごにも近く、、解説者は、2オンは、難しいと、、、、
何故、、、小林は、安全にFWで、3オン 狙いをしなかった、、未だに思うが、、、
2打差は、安全圏としてではなく 最後まで攻めようとでも決めていたのか、それとも、、自信か??
小田の危機回生をかけたティショットは、小林と同じFBへ入った、、、、が、其の勢いで、前に出た。
まだ、小林は、安全に池の手前にレイアップをして刻むかと思われたが、3Iで、放った打球は、
池方向に飛び出した、、、、
が、そのまま、、、なんと、、グリーンに届いた。b>
逆に 小田のFWから放ったショットは 手前のバンカーへ、、。
おめでとう、、小林正則 3勝目で掴んだ大きな称号、
日本オープンチャンピオン
小林正則は、小田孔明の高校の2年先輩であり孔明の強さを良く知っていた。
後輩の小田孔明は、先輩は、巧かったと、、讃えた。
5年前と同じく 例えようの無い悔しさの思いが、小田孔明を更に強くするだろう。
帰りに、、折角、、此処まで2日間も来たのだから何処かによって食事でもしようと、、、、
先ずは、、牛久大仏
正式名称:牛久阿弥陀大佛)は、日本の茨城県牛久市にある ブロンズ(青銅)製大仏立像で、
全高120m(像高100m、台座20m)あり、立像の高さは 世界で3番目だが、
ブロンズ立像としては世界最大。浄土真宗東本願寺派。
そして、、霞ヶ浦へ
マリーナによって休んでいると高校のヨット部の先生とクルーザーの話をしてと
係りの人とが、美味しい何処を紹介してくれた。
地元の人たちに愛されている「うなぎ」屋さん。
勿論、ナビにも無い
教えて頂いたルートも何度か道に迷いながら、小さな看板を 田んぼのあぜ道を行くと
一軒の民家、、看板らしきものが有るが、明かりが付いていない。
キット此処だろう、、でも、、やってないよ、、
どの道、Uターンする為に近づくと、、なにやら、、薄っすらと 中についているような
一人が、車を下りて 尋ねてみると
「ここ、やっているて 料ってくれるって」 と、、下りてゆくと。
明かりの付いている櫓が、ありました、、。
お上さんが、愛想よく
良く聴くと、、此処の店は、霞ヶ浦の天然ものしか扱っていない料理屋だそうで、
生シラス、生川海老、天然うなぎ など、、、注文。
かなりの事案だべっていたりしたが、トイレに立つと、、、昔懐かしい外便所。
用事を済ませふら付いていると 大きな別棟の台所に先ほどのお上さんが、一人で料理している姿が、、
やがて運ばれてきた 生しらす 生川海老
酢味噌で頂く生しらすは、淡白で上品な味、
生川海老は、塩で頂く、はさみの長い川海老天ぷら等は香ばしく美味しいが、初めての此の生川海老は、
別物で、やはり淡水モノの香りと食感で淡白であった。
お待ちどうさま、、、、と 霞ヶ浦の天然うなぎ重
美味い!!
しつこさが全く無く 味が濃く うなぎの本来のふっくらさが、肉薄にも拘らず充分感じられる
山椒との兼ね合いが、マッチングした滴れもいい感じである。
思いがけない霞ヶ浦の美味しいものを頂、充実した2日間を堪能致しました。