「無縁坂」のレンガ塀は旧岩崎邸庭園の一部
さて此処まで来て素通りは、無いので、チョイト入り口まで、、

公園として整備したもので、園内の歴史的建造物は

何度か拝観しているので、、洋館が見える所まで、

9つある都立の有料庭園は、みどりの日(5月4日)
と都民の日(10月1日)は無料公開されます。

だらだらと・・緩い坂道を登って行くと
途中から細かい砂利道となり少し歩き難いです

公開されているのは旧邸宅敷地の一部にすぎず、
かつての敷地は、西側の湯島合同庁舎、
南側の湯島四郵便局や切通公園一帯を
含んでいた広大なものだったそうだ。


現存する洋館、大広間(かつての和館の一部)などは、
屋敷地が避難所として地元住民に開放されたそうな。

太平洋戦争以降の変遷は、
- 1945年(昭和20年):GHQが接収、諜報機関「キャノン機関」本部となる(岩崎家は和館の一部に居住)
- 1947年(昭和22年):財産税の物納として国有財産化
- 1948年(昭和23年):岩崎久弥一家、富里へ転居。末廣農場敷地内の旧岩崎家末廣別邸へ。
- 1953年(昭和28年):日本政府に返還
- 1961年(昭和36年):洋館および撞球室を重要文化財に指定
- 1969年(昭和44年):和館大広間を重要文化財に指定。司法研修所庁舎建設のために和館の大部分を撤去。湯島ハイタウン、池之端文化センター等の建設により敷地が約1/3となる
- 1994年(平成6年):司法研修所の移転に伴い、文化庁に移管
- 2001年(平成13年):東京都に移管、都立公園として開園
- 2003年(平成15年):洋館内部の改修(金唐革紙等の復元製作)が完了、通年公開を開始・・・・と色々ありましたね


洋 館
カントリー・ハウスのイメージも取り込まれているらしい。


としても知られており、園内の喫茶コーナーでは
小岩井製品を味わうことができます。




テレビドラマ「謎解きはディナーのあとで」では
麗子お嬢様と執事の影山が住む世界的な
企業グループ「宝生グループ」のお屋敷として
外観が頻繁に登場しました。


庭 園
大名庭園の形式を一部踏襲する庭は、本邸建築に際して
池を埋め立てて広大な芝庭とし、庭石・灯篭・築山などを
配した和洋併置式の庭園として改修された。現在の庭園は
国有化以降の用地転用・売却により大幅に削り取られてい
る。今も残る雪見灯篭や亭跡の石敷が往時の姿を偲ばせ
ているが、どこか洋風にアレンジされている感は否めないね。

また入場してしまうと時間がかかってしまうので、この辺で、


さてと…どちら方面に行こうかな 

「横山大観記念館」
・・・あの趣ある小さなお庭が、良いんだが、


次回