2015.7.22
12:30
オホーツクラインのポロ沼を過ぎてから右に外れて
内陸に少し入ると一面の平原に水と緑が、広がる
名称の由来は、
屈斜路湖と同語源だそうだ
豊かな自然景観を見せる湖畔・大沼と小沼の2つの沼が
細い水路によってつながり、変形した瓢箪型をしている
国内最北のラムサール条約指定地
周囲27kmの海跡湖
日本とロシアを渡る水鳥達の重要な中継地で、約290種の
野鳥が記録され 特に春と秋の渡りの季節には、
数千羽のコハクチョウと数万羽のカモ類が観察。
特に春には白鳥の飛来を楽しむ「白鳥フェスタ」が有名だ
平均水深1.5mと浅く標高が低いため、約3km離れた
オホーツク海の海水が、満潮になると入り込む
汽水湖、低層湿地
夏は、「クッチャロ湖水まつり」や「水上丸太渡りレース」
などの催しが行われ、カヌーやウィンドサーフィンなどでも
賑わい雄大な湖に沈む夕陽は訪れる人々を魅了する
さても昼過ぎだが、今回は、ご当地蕎麦で
13:20
前半にも書きましたが、広大な稲作面積と共に蕎麦の白い花が
咲く畑が、とても多い事に北海道に渡ってすぐに気付いた事、
道内では、そんなに蕎麦屋は、あまり見かけないし多くないが、
向いが、郵便局 🏣
☝の思い出話を・チョイト
遥か昔、聞いたことがあるが、旅に出かけると写真やお土産の
代わりに行く先々の郵便局で、1円貯金をして通帳を作りながら
行った証として集めていた旅人も多かったと。
当時、郵政省としては、大変に迷惑な事だったんだろうが、
今となれば、微笑ましいこととして理解ができる。
道の駅スタンプやダムカード、駅や様々な写真撮り等々、
今では、様々な収集ができるが、当時は、自己満足し
自慢するには、充分に事足りる公の証明書だったんだろう
此の店のコンセプトは、
そば店の看板の店なので食材が時代とともに変わっていく
中で創業以来のそばの味を変えぬよう頑張っています・・
蕎麦のセットメニュー、そば弁当などのそばメニューが多い
小生は、あまり蕎麦食いではないので、的確な表現は、難しいが
恐らく初めての道内での蕎麦の味は、
とても・上品でしたね
関東や信州で、食べる蕎麦も色々ありますが、
比べると蕎麦の味や香りが、薄い様に思う
歯ごたえは、柔らかく・・ねっちり感がある
つけ汁は、変りのない甘辛さは 同じ
蕎麦湯は、やはり・・とろっと感が、やや少ないサラッと感だ
さんまの甘露煮や地元の惣菜も,美味しく嬉しかったね
オホーツクラインに戻り「おこっぺ」へ
15:45
道の駅 おこっぺ に到着
とても素敵な「おこっぺ」の紹介サイトを見つけました
FBにも登録されているようですが、
☟
オホ-ツク海っちゅう海、知ってるべか。
あの流氷あるっしょ、それで知られてる海だわ。
興部町はさ、その流氷がたどり着く「流氷街道」と呼ばれてる
オホーツク海沿岸のちょうどまん中辺りかな、
そこらへんにあるのさ。
オホーツク海は、シベリアのアム-ル川からいっぱい真水が
流れ込むからさ、海面近くに塩分の薄い層ができるんだわ。
塩分の薄い海水は凍りやすいべ、ほんで流氷さ成長するんわ
その遠い北の海で生まれた氷がさ、豊富なプランクトンを運んで
きてくれるっしょ、んだから毛ガニ・サケ・マス・ホタテなんかの
海の幸が豊かなんだって。
海ってさ、波の音をがザバーンとか想像したりするべ?
流氷が海岸までビッチャリ着いちゃうと、陸と海との境界を
取り去っちゃって、そんな波の音も聞こえなくなるのさ。
シ-ンとそこらは静まりかえるべ、どこまでも真っ白な世界さ。
海岸にひとり立ってるのを想像してみな・・・いいっしょ。
最近は地球温暖化の影響で、そんな日も少ないんだべ。
流氷は気象条件によって生きもののように姿を変えて
移動するんだわ。
そんな 流氷の様子が,Flashアニメで見る事のできる
「澤田さん、出身地はどこですか?」「北海道です」「北海道の
どこですか?」「『おこっぺ』です」「おこっぺ?」・・というふうに
だいたいの人はぺを強調して聞き直すべさ。もちろん中には
知ってる人もいるけど。地名としては、やっぱり言葉の響きが
ユニ-クでかわってる部類だべね。
でも覚えてもらいやすいっつう利点があるべさ。
北海道をツア-で廻ってきて帰ってきた人が
なんせ遠いとこだべさ、そう言ってくれるだけでもうれしいんだわ。
町名の由来はやっぱりアイヌ語だべさ・「オウコッペ」からだと。
アイヌ民族は文字を使わない民族だべ、
だから「興部」はあて字なんだわ。
意味はっつうと
「ふたつの川の川尻が交わる、合流する所」だそうだ。
これにはもうひとつ意味があり「オウコッペ」の「オ」には「陰部」
という意味があるらしく(陰部がたがいにくっついている者)
つまり「性交している者」という意味になるらしいんだわ。
現在、この町の人口は今は5000人ぐらいだべか。自分がいた頃
あったから1万人ぐらいは住んでいたんだわ。
今は人間は少なくなっちゃったけど、
牛の数は人口の倍以上もいるんだ。んだから酪農も盛んだべ。
アイスクリ-ム・チ-ズ.ヨーグルトなどの乳製品も
メチャ美味しいべさ。
帰郷すると必ず行くとこあるんだわ。「ミルクホ-ル」って言ってさ
ノースプレインファームという農場にあるレストランなんだわ。
食事しながら広大な農場を見渡せるべさ、気持ちいいっしょ。
LIVEもたまにやっててさ、自分も以前ここで演奏をした事がある
んだわ。全部、木でできてるべさ、やあいい響きのするところだっ
たなあ、気持ちよく演奏が出来てお客さんも喜んでいたっしょ。
牛乳も美味しかったし、飲むヨーグルトもチーズも、ここで食べる
ものは全部体に良さそうなものばかりだわ。あまり行く機会も
無いと思うけど、ぜったいおすすめだもね。(つづく)
なんか・・とてもホッコリとする「おこっぺ」の紹介
・・いかがでしたか
雨の中のオホーツクラインをひた走ってきた緊張感が、
一息つける安堵感が、此処の道の駅にはあった
休憩中のライダーのお二人さん・・いい感じでしたよ
売店の方々も親切で楽しい
そんな興部(おこっぺ)にぴったりの
方言で綴られた紹介文でした
更に旅は、続きます・・・
次回