令和五年一月「生命の言葉」
上皇后陛下
ともどもに 平(たひ)らけき代を
築かむと 諸人(もろひと)のことば
国うちに充(み)つ
築かむと 諸人(もろひと)のことば
国うちに充(み)つ
元始祭(げんしさい)
元始祭は、皇位の大本と由来を祝し毎年一月三日に執り行われるお祭りです。
元始祭の祝詞で「元始(もとつはじめ)」と詠み上げる皇位の大本とは、天照大御神(あまてらすおおみかみ)が孫の瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)を天上の高天原(たかまのはら)から地上の豊葦原中国(とよあしはらのなかつくに)(日本の別名)に遣わされたことが「元始」であり、瓊瓊杵尊の血統を継ぐ初代神武天皇より第一二六代と現代に至るまで万世一系の血脈が継承されてきたことが国土を治める由来でもあります。
宮中では宮中三殿において天皇陛下御親(おんみずか)ら国家国民の繁栄を祈りご親祭なされます。全国の神社では皇室の弥栄と国の隆昌を祈り元始祭を執り行います。
元始祭の祝詞で「元始(もとつはじめ)」と詠み上げる皇位の大本とは、天照大御神(あまてらすおおみかみ)が孫の瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)を天上の高天原(たかまのはら)から地上の豊葦原中国(とよあしはらのなかつくに)(日本の別名)に遣わされたことが「元始」であり、瓊瓊杵尊の血統を継ぐ初代神武天皇より第一二六代と現代に至るまで万世一系の血脈が継承されてきたことが国土を治める由来でもあります。
宮中では宮中三殿において天皇陛下御親(おんみずか)ら国家国民の繁栄を祈りご親祭なされます。全国の神社では皇室の弥栄と国の隆昌を祈り元始祭を執り行います。
◎神道知識の誘(いざな)ひ
絵馬
祈願または祈願成就の感謝の証として神社に奉納する、馬やその他の絵を描いた額のことを「絵馬」といいます。上部を山形にした板に願い事を書いて奉納する「小絵馬」が現代では一般的ですが、扁額(へんがく)形式で社殿等に奉納する「大絵馬」などもあります。
日本では古くから神様の乗り物として馬が神聖視され、お祭りや祈願のときには、神馬(しんめ)といって生きた馬を神に奉納する風習がありました。この風習が簡略化され、馬の像を奉納するようになり更には板に馬の絵を描いたものを奉納するようになったのが絵馬の起源とされています。
絵馬の奉納習俗は奈良時代には行われていたようで当初図柄は馬でしたが、鎌倉時代には馬以外に御祭神と関わりのある動物(狐や蛇など)の図柄も描かれはじめました。
更に時代が下がるにつれて目の病気平癒を願う為に目を描くなど祈願の内容にあわせ図柄は多様化していき近年では十二支の動物が描かれている物など神社で頒布する授与品としての性格が強くなってきています。
日本では古くから神様の乗り物として馬が神聖視され、お祭りや祈願のときには、神馬(しんめ)といって生きた馬を神に奉納する風習がありました。この風習が簡略化され、馬の像を奉納するようになり更には板に馬の絵を描いたものを奉納するようになったのが絵馬の起源とされています。
絵馬の奉納習俗は奈良時代には行われていたようで当初図柄は馬でしたが、鎌倉時代には馬以外に御祭神と関わりのある動物(狐や蛇など)の図柄も描かれはじめました。
更に時代が下がるにつれて目の病気平癒を願う為に目を描くなど祈願の内容にあわせ図柄は多様化していき近年では十二支の動物が描かれている物など神社で頒布する授与品としての性格が強くなってきています。
今月の祭日
【元始祭(三日)】
天皇陛下御親ら皇位の始まりを祝うお祭り。全国の神社に於いても宮中に倣(なら)い、皇室の繁栄と国家平安を祈ります。
【昭和天皇祭(七日)】
皇霊殿と武蔵野陵において、昭和天皇の御霊へのお祭りが行われます。
天皇陛下御親ら皇位の始まりを祝うお祭り。全国の神社に於いても宮中に倣(なら)い、皇室の繁栄と国家平安を祈ります。
【昭和天皇祭(七日)】
皇霊殿と武蔵野陵において、昭和天皇の御霊へのお祭りが行われます。